世界中の音楽家が、いま見舞われている地球規模の危機を乗り越えるために市民を鼓舞し生きる力を与えようと頑張っています、彼らの将来がどうなるか不透明な状況にもかかわらず。YOUTUBEサーフィンしていると音楽家の団結力や優しさが伝わってきます。
今回はムジーク例会で予定されていたウィーン・フィルの“ New Year’s Concert 2020”に思いを馳せて、J. Strauss Jr. 作曲の『美しき青きドナウ』をお届けします。
今までにご紹介した動画以外に、クラシック曲ではモーツアルトの『アイネ・ナハト・ムジーク』、ベートーヴェンの交響曲第9番、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』、グリーグの組曲『ホルベアの時代より』、エルガーの『エグニマ変奏曲』、マーラーの交響曲第5番『アダージェット』、サン=サーンスの『瀕死の白鳥』、タイスの『瞑想曲』など、ミュージカルやポップスでは『レ・ミゼラブル』、『Wonderful World』、『We Will Meet Again』、『A Hope For The Future』、『We’ll Meet Again』、『The Prayer』など素晴らしいものがいっぱいです。特に『The Prayer』は、Celine Dion、Andrea Bocelli、Lady Gaga、Lang Lang、John Legendといった豪華な顔ぶれで制作されています。
曲名から推察できるように、音楽家たちは地球上の人たちが励ましあいながらこの難局を乗り切っていこうじゃないかといったメッセージを伝えようとしているように思います。“音楽は世界の共通言語である”ということを改めて認識させられた気がします。
コロナ・シリーズは今回を最後にします。